5/04/2011

Handmade Soap5 Camellia oil + Caster oil Soap for hair

私は椿油が大好きです。普段の髪のお手入れも椿油を使っていました。そして石鹸本をたくさん読んでいると・・・「椿油」というものが本当に髪にも皮膚にも良い油だというのがわかりました。それと友人からの「ひまし油石鹸にいいですよぉ~。」という言葉。石鹸本にもひまし油が良いと書いてあるのをチラチラ見つけ、やっぱりひまし油を石鹸にも使ってみたくなりウズウズ。。。この日本が誇る「椿油の良さ」プラス「ひまし油の良さ」をミックスして、石鹸を作ってみました。
この石鹸、泡立ちが凄いんですよ!モコモコの泡が立って、髪を洗う時に摩擦から髪を守ってくれますし、髪がきしまないので洗い上がりもしっとりします。
これらのオイルに髪にも頭皮にも良いと云われている「ローズマリー」はパサパサ髪の解消やフケ予防に、それとサラサラ黒髪に憧れて「セージ」、皮脂腺のバランスを整える「ラベンダー」をプラスして、最後に髪をしっとりツヤツヤにすると云われる黒蜜を加えた「洗髪用石鹸」が出来上がりました。
<椿油 + ひまし油の洗髪用石鹸のレシピ>
・石鹸材料
・椿油(400g)
・ひまし油(58g)
・ココナッツ油(112g)
・パーム油(64g)
・苛性ソーダ(83g)
・ドライハーブ「セージ・ローズマリー・ラベンダー」をミックスして大匙2杯ほど
・ハーブを浸出させる精製水(250cc)
・黒蜜(大匙1杯)
※鹸化率90%

・オイルを混ぜます。
作りかたはPOTAGER GARDEN SOAPと同じです。オイルを混ぜ合わせ、それに冷ましておいたハーブの浸出液と苛性ソーダを混ぜたものをを加えます。 油と苛性ソーダ液は同じ温度(38度~40度くらい)にしてから混ぜます・(苛性ソーダの取り扱いは厳重に!!皮膚に絶対つかないように! 取り扱う時はマスク、眼鏡、ゴム手袋が必要です。)今回は撹拌はじめからトレースが出るまでの時間が泡だて器のみでも40分しかかかりませんでした。その間中湯煎にかけて温度を38度に保ちながらが撹拌していました。トレースが出たら型入れ直前に黒蜜を加えよく混ぜてから型に流し込みます。
・石鹸を切り分けて熟成期間(4週間以上)置いて出来上がりです。 石鹸の使用感
この石鹸はひまし油が入っているので、幾分透明感のある石鹸となりました。ひまし油のことをいろいろと訊ねてみたところ「虫下しの薬として飲んだことがある」というおじいちゃんや、「以前、竹籤を使った飛行機を作るときに潤滑油として使った」という話など、いろいろ聞くことが出来ました。ひまし油はひま(とうごま)の種子を絞って出来た油で、とてもどろ~っとした油です。個人的にはこのひまし油は以前はフットクリームの代わりに直接かかとに擦り込んでいたりした油でした。椿油が何故良いのか・・それは、オリーブオイル以上にたくさんのオレイン酸が含まれていることです。今回使用した椿油はサトウ椿株式会社さんの食用油を使用していますが、椿油にはオレイン酸も豊富であり、しかも酸化しやすいリノール酸がオリーブオイルよりも少ないそうです。椿油といえは髪にツヤを出すもの!と思っていましたが、食用の椿油って揚げ物や炒め物に使っても酸化しにくく良い油だったのですね!
これらの油にココナッツ油とパーム油で作った石鹸は、洗髪時本当にモコモコの泡立ちで、洗い上がりもしっとりとしてリン酢がいらないかも・・と思えるほどです。ひまし油で髪素直になり、椿油と黒蜜でツヤツヤ健やか。私にとっては洗髪石鹸として欠かせない石鹸になりました。非常に柔らかい石鹸ですので、水切れをきちんとして保管して下さい。

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