7/17/2011

POTAGER(ポタジェ)のお話7 ケナフについて

  

今回は、ポタジェの住民の事ではなくて、その周りのお話です。
KENAF (ケナフ)ケナフをご存じですか?
まず、ケナフについての簡単な説明をしますと・・・・・
分類学上は、草本性の双子葉植物。アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属の1年草。
オクラのような、ちょうどこのページの背景のような色の花が咲きます。
巷でどうしてケナフが話題になっているかは、もうすでに、ご存じだとは思いますが、
成長時に多量の二酸化炭素を吸収し固定化する為、環境保全植物として注目を
集めています。また、ケナフの茎は紙の原料となり、森林伐採を防ぐ木材パルプの
代替えとしても、期待されています。

・・・・・とまぁこんな理由で、今春から私もケナフを栽培し始めました。
本当は、種から育てたかったのです。ところが、きちんとした情報も得ず、
見切り発車の形で偶然見つけた園芸センターで苗を購入して、即植え付けたのです。
3mにも5mにもなると聞いていたのに、一番高いケナフで2mほど、
当初の計画通りには全く行かず、青空の入道雲の下、クリーム色のケナフの花が
見られるとばかり考えていた私は、9月、秋風が吹くようになっても、蕾が全然
見られないので、内心かなり焦っていました。よく見るとアリもたくさんいるし・・・
途中アブラムシも少々発生。ところが、枝分かれだけはどんどんして、たった2本を
植え付けたのに今ではパッと見ると、15本ほども植え付けたように見えて、ご近所では
生い茂ったケナフを不思議そうに見ながら通り過ぎる方や、
「何ですか、これは?」と声を掛ける方もちらほら・・・。


どうして育てたら良かったのか?
土は?肥料は?整枝は?簡単にどこでも育つって、聞いていたのに・・・肝心の花が種が!
生い茂って、茎径はなんと5cm以上にもなったのに開花の気配なし!!
花が咲いたら種を採取し、来年はポタジェの周りをケナフガーデンに!!という思いと
少しは地球温暖化をストップする為、微力ながらのお手伝いができるかもしれない!
という願いは、どんどん小さくなりつつありました。


少し開花の夢もあきらめかけた10月初旬、最近じっくり見なかったケナフを
夕方、夕焼けを楽しみながらぼんやり見てみると・・・・・・
茎には小さな、小さな蕾の姿が!!?
翌朝、よく見ると全ての枝分かれした茎全てに蕾がビッシリ・・・


「ケナフの事をもっとよく知ろう!!」
本当に真剣に育ててみよう。その日は、そう考え直した日でもありました。


紙にすることが出来る。
繊維はジュートの代わりになる。
種子は20%ほどの油が含まれ、食用や灯火油、石鹸も作れる。
若い葉は食べれる。
あるところでは、ケナフのおがくずをキノコ類の菌床培地にしているとか。
個人で栽培しているのだから、企業のような大がかりなことは出来ませんが、
栽培しながら、今後はどうしたらよいのか・・反省にしていこうと思います。


もし、ケナフに関していろいろ知っていることがありましたら、
是非教えて下さい。私のケナフ・・もうすぐ花が咲きそうです。


余談ですが・・・ケナフの葉の天ぷらとスイートバジルの花穂の天ぷらは
とっても美味しいです。あ!それとセージの葉の天ぷらも!!(^^)


後日、とっても美しい花が咲きました♪


~To be continue ~

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