7/17/2011

POTAGER(ポタジェ)のお話11 チューリップとポタジェ

(ポタジェのお話は2000年から、旧ホームページに掲載していたものを、こちらに転載しています。)

  
  
 

昨年ポタジェの横に作った小さな花壇に、チューリップが開花しだしました。
昨年咲かせた球根も合わせて、昨秋100球以上植えたことになります。
100球って、どんなにか見事だろうと想像していたのですが、実際は、開花時期が微妙にずれるのと、原種系のチューリップは1球の大きさが小さいので、咲く花もやはり小さくて、思っていたよりは立派なチューリップガーデンにはなりませんでした。
それでも、次々と咲くチューリップをみていると、嬉しくなります。
お気に入りは、原種系のクリサンタ、タルダ。
怪しい魅力の、アラジン。
それに、まるで薔薇のように艶やかで、香りの良いモンテカルロ。
特にこのモンテカルロは、1つの花の直径が13cmほどもあり、5球だけを植えたにもかかわらず、その存在感はすごいものがあります。
今年は植え方をもう少し吟味すれば良かったと、少々後悔してます。
花の開花時期が短いので、早くから咲いている品種や、今から咲くものなど場所によって寂しいところが、出来てしまいました。
開花時期をもう少し把握して、来年はもう少し考えて植え付けてみたいと思いました。
それでも、毎日庭に出て花を眺めていると、球根を植えておいて良かった・・とつくづく思います。

さて、ポタジェの中は冬を越して、どうなったのかと申しますと、嬉しいことがたくさんありました。

・薔薇のブルームーンが初めて蕾を付けました。
・2年目のチャイブがいよいよ花を咲かせそうです。
・雪がたくさん降ったにもかかわらず、芽を出してきた植物の多いこと。
・ポットマリーゴールドは、蕾を付けて冬越しして、春開花しました。
・ローズマリーが花を付けました。

元気なのは、やはりミントです。
ペパーミント、アップルミント、スペアミント、オーデコロンミント・・。
どのミントも地下茎をしっかり張り巡らして、昨年よりも更に、
レモンバームも雪の下とても元気で、同じく大きな葉を付け始めました。
相変わらず、カモミールはどこからでも、こぼれ種が芽を出しています。

・エーデルワイスが蕾を付けました。
・野生のスミレがたくさんポタジェの周りに咲きました。
・シロツメ草の葉が、たくさん伸びてきて、あっという間にポタジェの周りは野原のようになりました。

そこで、新たな計画をたててみました。

・ポタジェの中で薔薇と、ハーブと野菜を作る。
・花壇には季節の花々を楽しむ。
・そのポタジェの周りは、野生のお花畑を再現する。
レンゲや、シロツメ草をグランドカバーにして、そこで懐かしい幼少時代を思い出しながら、四つ葉のクローバーを探したりして楽しみたいのです。

どんどん庭が野生化していくような気がするのですが・・・・
庭に出て、花と戯れ、蜂や蝶を観察して、時には、寝転がって空を見上げてのんびり出来るような庭にしたいなぁ・・・と思っています。
あら?・・・・このような庭は、庭とは言わないのでしょうね。
でも、
My garden,my Potager on my own way・・・
ですね。

~To be continue ~

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