7/17/2011

POTAGER(ポタジェ)のお話12 5月のポタジェ

(ポタジェのお話は2000年から、旧ホームページに掲載していたものを、こちらに転載しています。)

  
クローバーが咲き乱れ、スイートブライヤーが咲き出しました。
アーティチョークとこぼれ種から出てきたクリムソンクローバー。

  
ラベンダー・エイボンビュー、薔薇(ブルームーン)、
ペパーミントの中からジャーマンカモミール。

  
チャイブ、クリムソンクローバー、エーデルワイス。

  
ラベンダーのフェアリーウイングとマーシュウッド、
スイートアリッサムとローズゼラニウム

  
薔薇(プリンセスオブウェールズ)、カレープランツとヒナゲシ、薔薇(ブルームーン)

今回は、ポタジェの5月の様子をお知らせします。
といっても、どのように書こうか・・と悩んでしまい、それなら、今の姿を写真で紹介したほうが、雰囲気で感じ取っていただけるかなと、思いました。
4月は、チューリップが次々開花して、春を満喫しましたが、5月は、なんといっても、薔薇、ラベンダー、ポピー、ハーブ類もすくすく成長してきて、植物の生命力を感じます。
シロツメ草も、群をなして咲くと、それ自体がとてもゴージャス。
風に香るシロツメ草の匂いが、こんなに良いとは知りませんでした。
香りと言えば、今年はじめて咲いた、薔薇のブルームーンは噂どおりの、素晴らしい香りです。
ローズヒップティーを作るために昨年植えた、スイートブライヤーは葉も、花もリンゴの香り・・
ローズゼラニウム、パイナップルゼラニウム、レモンバーム・・
レモンゼラニウム、カレープランツ・・・
葉から匂いを放つ香りの植物も、たくさん花を付けました。
収穫目的には、ロケット、イタリアンパセリ、セージ、ボリジ、マロー、フェンネル、ベニ花・・おもちゃカボチャ・・など
種を播いたものが、芽吹いています。
これから、夏に向けて、たくさんの元気と楽しみを分けて貰えそうです。

~To be continue ~

POTAGER(ポタジェ)のお話11 チューリップとポタジェ

(ポタジェのお話は2000年から、旧ホームページに掲載していたものを、こちらに転載しています。)

  
  
 

昨年ポタジェの横に作った小さな花壇に、チューリップが開花しだしました。
昨年咲かせた球根も合わせて、昨秋100球以上植えたことになります。
100球って、どんなにか見事だろうと想像していたのですが、実際は、開花時期が微妙にずれるのと、原種系のチューリップは1球の大きさが小さいので、咲く花もやはり小さくて、思っていたよりは立派なチューリップガーデンにはなりませんでした。
それでも、次々と咲くチューリップをみていると、嬉しくなります。
お気に入りは、原種系のクリサンタ、タルダ。
怪しい魅力の、アラジン。
それに、まるで薔薇のように艶やかで、香りの良いモンテカルロ。
特にこのモンテカルロは、1つの花の直径が13cmほどもあり、5球だけを植えたにもかかわらず、その存在感はすごいものがあります。
今年は植え方をもう少し吟味すれば良かったと、少々後悔してます。
花の開花時期が短いので、早くから咲いている品種や、今から咲くものなど場所によって寂しいところが、出来てしまいました。
開花時期をもう少し把握して、来年はもう少し考えて植え付けてみたいと思いました。
それでも、毎日庭に出て花を眺めていると、球根を植えておいて良かった・・とつくづく思います。

さて、ポタジェの中は冬を越して、どうなったのかと申しますと、嬉しいことがたくさんありました。

・薔薇のブルームーンが初めて蕾を付けました。
・2年目のチャイブがいよいよ花を咲かせそうです。
・雪がたくさん降ったにもかかわらず、芽を出してきた植物の多いこと。
・ポットマリーゴールドは、蕾を付けて冬越しして、春開花しました。
・ローズマリーが花を付けました。

元気なのは、やはりミントです。
ペパーミント、アップルミント、スペアミント、オーデコロンミント・・。
どのミントも地下茎をしっかり張り巡らして、昨年よりも更に、
レモンバームも雪の下とても元気で、同じく大きな葉を付け始めました。
相変わらず、カモミールはどこからでも、こぼれ種が芽を出しています。

・エーデルワイスが蕾を付けました。
・野生のスミレがたくさんポタジェの周りに咲きました。
・シロツメ草の葉が、たくさん伸びてきて、あっという間にポタジェの周りは野原のようになりました。

そこで、新たな計画をたててみました。

・ポタジェの中で薔薇と、ハーブと野菜を作る。
・花壇には季節の花々を楽しむ。
・そのポタジェの周りは、野生のお花畑を再現する。
レンゲや、シロツメ草をグランドカバーにして、そこで懐かしい幼少時代を思い出しながら、四つ葉のクローバーを探したりして楽しみたいのです。

どんどん庭が野生化していくような気がするのですが・・・・
庭に出て、花と戯れ、蜂や蝶を観察して、時には、寝転がって空を見上げてのんびり出来るような庭にしたいなぁ・・・と思っています。
あら?・・・・このような庭は、庭とは言わないのでしょうね。
でも、
My garden,my Potager on my own way・・・
ですね。

~To be continue ~

POTAGER(ポタジェ)のお話10 庭は一年にしてならず・・

(このお話は、2000年から旧ホームページに掲載していたものを、こちらに転載しています。)

冬に向けての準備をしています。チューリップ、水仙など球根類は植え込み完了しました。

レモングラスは根元10cmほどを残し、その上を刈り乾燥しました。
根のほうは掘り起こし鉢上げしました。もう少ししたら、寒さに弱いラベンダーピナータや、センティッドゼラニウム類も室内へ引っ越しです。
ミントは根元から全て最後の収穫をして、レモングラス同様ドライにしました。ハモジャスミンもそろそろ室内へお引っ越しです。
毎日温度を気にしながら、少しずつ冬の準備をしてみると結構室内へ移動の植物が多いことに気が付きました。出来るだけ自然のままにしておきたい!
そう考えて作ってきた庭だったのに、手をかけなければいけないことって結構あるものですね。
ポタジェを作ったこの年を振り返ってみると、嬉しいことが多かったような気がします。
薔薇やセンティッドゼラニウムが折れてしまったり、ラベンダーが蒸れてしまったり、段菊が折れたまま結局開花を見れなかったり・・・・
大変なこともありましたが、それでも植物は私が思っていたよりも元気に育ってくれました。

そしていろいろ収穫も出来ました、インゲン豆、とうもろこし、トマト、ワイルドストロベリー、バジル類、セージ、ヒソップ、ミント類、レモングラス、レモンバーム、カモミール、ローズマリー、矢車草、ラベンダー・・・・ヒマワリもあった。ブラックベリーも出来た!
来年は植物をどのように植えていこうかな?

考えてみました。
植物は生きている!

当たり前のことなのですが、育てているとそれをとても強く感じます。
最初ポタジェを作る時は素敵なイングリッシュガーデンを目指していました。
ところが作り出してみると、枕木で仕切ったり囲ったりして植物を区分けしたのですが植物は私の思っているよりもずっと、「自己主張」をします。

私の思ったとおりの形にはなってくれません。増えすぎて困ったと思うものや、こちらの願いもむなしく枯れてしまうものや・・・・

私の作業効率の良いように考えた「形」にならなくて、ハァ~ってため息が出たり。
でも、なぜかすごく楽しかった想い出のほうがとても強いのです。自己主張の強い植物は可愛いのです。

「私にだけ良い形」ではなく、「植物が活き活きと暮らせる形」の庭にしていけたら・・
そしてその中で私も収穫の喜びを味わえたり、植物と一緒に成長できる形の庭になっていけたら・・そんなに上手くいかないかもしれませんが、そう願っています。

蓼科に「バラクライングリッシュガーデン」という素敵な英国式庭園があります。
そこの庭の設計をされたというイギリス人の方が、ある雑誌で言っていた言葉があります。

「本当は庭が完成するには30年はかかりますね。」
えぇ~!!って読んだときは思ったのですが、植物がその土地に根付き、馴染むのには30年の年月が必要だというのです。

ギシャクしていず、植物がお客様にならず違和感のない自然な庭には、そのくらいの年月が必要なのかもしれません。

もう一つ、ハーブにまつわる素敵な寓話を紹介します。

”生命たちの苦しみを和らげるために神様は、ハーブを黄金色に創造しました。
ところが、人間が欲望によってハーブを商品化しようとしたため、悲しんだ神様はハーブを雑草と見分けがつかないように変えてしまいました。”

とっても有名なハーブのお話です。

もしこのお話に続きを加えるとしたら、貴方ならどのように考えますか?

私は・・・そうですね。
その土地の雑草達とそこにとけこんだハーブ達は、互いに共存しあいながらより良い形になるための努力をしていきました。あるものは雑種化したりしました。でも、「雑草」と呼ばれていた草花も
その代わりににハーブの恩恵を受けて、何らかの「薬効」を持つようになりました。

シロツメ草も、スベリヒユも、ハコベも、ツクシも、ハハコグサも、タンポポも、ヨモギも、カタバミも、ツユクサモ、ギシギシも、ゲンゲも、オオバコも、ハルジョオンも、タネツケバナも、カラスノエンドウも、ナズナも、セリも、ドクダミも、ヒルガオも・・・・・・・

みんな何らかの薬効を持っています。

近年、猛威を振るっていた困りものの野草がいます。
先日、「趣味の園芸」を読んでいると、私にはとても興味のある記事がありました。
根から他の植物の生長を阻害する物質を出して、大繁殖してきた 「セイタカアワダチソウ」。
それが最近また数を減らしてきているそうです。

猛威を振るいすぎて、自らがまたその生長を阻害されて自滅していくようになってきたそうです。
「自然の力」とはとても計り知れないものがあります。

私はその中でどのように関わりを持っていけば良いのか??
ポタジェを育てながら、私自身も考えて行きたいと思います。

~To be continue ~

POTAGER(ポタジェ)のお話9 収穫 (メディカルなドライハーブ)

 
(このお話は、2000年から旧ホームページに掲載していたものを、こちらに転載しています。)

風邪を引いてしまいました。
忙しい季節、何となくバタバタしていて自己管理をおこたっていたみたいです。
のどが痛い~から始まって、微熱が続いて・・・最後は咳がでる始末。
うがいだ~。ビタミンCだ~といろいろ頑張ってはみるものの、後少しが完治せずといったところです。人混みは極力避けたいのですが、スーパーマーケットへは「食料」を調達しに出かけました。

のど飴でもついでに買おうと思い、覗いてみると「ハーブエキス入りのど飴」というキャンディーが色々なメーカーから出ていました。
「ハーブエキス」で特にのど飴によく使われているのが、「カリンエキス」。
私も以前、咳に効くからとかでカリン酒を作ったこともあったなぁ・・・なんて思いながら、ふと「ハーブ」という文字をじっと眺めていると、「ミント」の文字も!!
家に帰ってから慌てて、”よく効くレシピ「ハーブはやさしい家庭薬」”衣川湍水 著を取り出しました。この本は、主にハーブのメディカルな面を中心に書かれた本で効能別に索引出来る一覧表が付いています。

「のどの痛み」「咳」「気管支炎」に効果があると言われているハーブを見てみると、咳にはペパーミント、ローズマリー、タイム、バジル・・・
気管支炎には、タイム、ナスタチュウム、ニオイスミレなど・・・
のどの痛みにはセージ、ワイルドストロベリー、ローズなどなど・・
読んでいて、それらが余りにも自分のポタジェにある普通のハーブばかりであることに唖然としてしまいました。
私はどちらかというとハーブは、コンパニオンプランツとして薔薇などと混植して、相乗効果で植物がすくすく育つことを願って植えていたので、ハーブの効能はある程度は知っていても、自分がこのように風邪を引くまで、実は真剣に考えていませんでした。

今までに収穫してはドライにしたハーブを見つめ、「君たちは偉かった~」と瓶に頬ずり・・。
梅雨明けには、カモミールをドライにしました。
矢車草やラベンダーはドライフラワーにしました。
バジルはフレッシュなままスパゲティーにして、それでも多い分はドライにしました。
ヒマワリの種はそのまま乾燥しました。
最近では、レモングラスを根元10cmほどを残し、ドライにしました。
ローズマリーも少しだけドライにしました。

これら収穫したハーブは料理に使ったり、ティーにしたりするつもりでしたが、効能はというと頭になかったような気がします。
読んでいると、ミントには発熱、気管支炎、胃痛にも効果があるらしいことがわかりました。
えらいぞ、ミント!繁殖してくれてありがとう~。

大繁殖のおかげでフレッシュもドライもた~くさんのミントが我が家にはあります。

近くにこんなに素晴らしい効能をもつハーブがある!・・・・早速本のとおりにドライミントや、フレッシュなワイルドストロベリーを煎じて試しています。 ところで、香りでは一番のラベンダーですが、すごい効能があるらしいです。
このハーブの効能を読んでみると、発熱、頭痛、インフルエンザ、胃炎、消化不良、外傷、打撲、やけど、ねんざ、痛風・・・・・・・きりがないほどです。
(効能があるらしい・・・と私が書いているのは薬事法の関係から、「効果がある!」と断言して書けないのと、自分が全てを試していないことと、全ての人に効くかわからないことと、きちんとした処方箋を守らないといけないという注意書きがあるからです)

 

特に食用はイングリッシュラベンダーで、このイングリッシュラベンダーといえば、
春に蒔いたものと、苗からそだてたものがポタジェにはあって、苗はどうにか花を収穫出来たのですが、種を蒔いたほうは、夏の終わりと同時になんとなく元気がなくなってしまい、枯れてしまったのかと思っていたのですが、後からみるとなんと復活していました。
鉢に植えておいたのが幸いしたのでしょうか?
こんなにたくさんの効能があるラベンダー・・・。
翌年にはラベンダー色の花を咲かせることを夢見て、大切に育てようと思います。

先日友人から素敵なハーブティーも頂きました。
様々なハーブが混ぜてあり、名前は「ビューティフル・ドリーマー」となっていました。
内容を見ると、矢車草、ローズ、ローズマリーなど・・・
彩りもとっても綺麗で、ティーにすると、鮮やかなイエローグリーンになります。
友人は、私が疲れているのではないかと思い、きっとこのような素敵な名前のハーブティーを下さったみたいです。
ビューティフル・ドリーマーに入っている矢車草って、我が家の青い矢車草と同じ色!
「このビューティフル・ドリーマーが無くなったら、私の家のハーブをブレンドしてみよう。」
ハーブはその持っている効能をいろいろ混ぜることによって、より一層の効果を発揮するみたいです。来年の楽しみは、コンパニオンとしてのハーブと、薬効成分を考えてのポタジェづくりになりそうです。楽しみです。その前に風邪早く治そうっと!!

~To be continue ~

POTAGER(ポタジェ)のお話8 大切なもの

(このポタジェは2000年から旧ホームページで綴っていたものを、こちらに転載しています。)

夢を見た。
ケナフが蕾のまま茶色く枯れる夢。
朝起きたとき、なんだか嫌な気分だった。夢の中で私は泣いていた気がした。
次の日は、ポツンと淋しく一つだけ咲く夢。
2日もケナフの夢を見るなんて、よほど開花を気にしているんだ!って
自分でも納得した。

来年用にチューリップの球根を買った。
いろいろ選んでいたらかなりの数の球根になってしまったので、今のポタジェの横に
花壇を作ることにした。ボーダーガーデンにしようと、幅50cmくらいで2mほどを耕した。
耕していると、気にしている事や嫌な事を忘れられる。これは是非試してみて。
ちょっと辛いことがあると私は庭へ行き、そこで時間を過ごす。不思議と嫌なことを
その間だけ忘れられる。「土いじり」を療養の一環に取り入れる所があるというが、
本当に精神的に落ち着くことに気が付いた。小さな鉢や、プランターでも良いと思う・・・・。

耕してから、石灰で中和させ、たい肥も混ぜ込んでおいた。
耕すといろいろな根が出てきた。真っ白くて特に綺麗だったのは、ヒルガオの根っこ。
コニシキソウも、クローバーにも、ヒルガオにも「ごめんね」って言いながら、耕していった。
あぁ、きっと君たちはまた、困らせてくれるほどたくさん繁殖するんだろうね。
良いよ。出てきたら、その時はまた会議を開こう。
ふと見ると、耕すスペースの所にスミレもいた。

スミレをそっと根を痛めないように違う場所に移した。
移してから気が付いた・・・・・。
同じようにこの場所にいたコニシキやクローバーは移植しなかった。
スミレは、植え替えて育てたいと思った・・・・。
私は知らず知らずのうちに、この子達を自分の基準で選んでいた。

私の基準って何だろう?可愛いから?綺麗だから?
大切に育てているハーブでも、時期が来たら食べちゃうんだよ。
今、チューリップを育てるためにヒルガオや、コニシキにはさよならをいった。
私の大切なものの基準って何だろう?
時には蜂や蝶が可愛くて、蝶の為に自分が育てていたパセリを与えていたり・・。
私の基準って、その時その時で大切なものまで変わってしまうのだろうか?
私は以前自分が「よだか」になってしまうのではないかと悩んだことがあったが、
そんなことには全然ならないなぁって、今思った。

大切なものってそれぞれの立場で、みんな違うんだね。
栽培して生計をたてている方は、私のようなのんびりとしたことなど言っていられない。
大切なものは作物で、蝶の幼虫が害虫だ。
そして、その作物を守るためには、野草はあくまでも「雑草」である。
今更ながら、そんなことを改めて考えるなんて・・・・・。
でも、「大切なもの」これからも、時には考えてみたい。

新しい花壇が出来た。
やっと種を植えたり、球根を植えたり出来る。
ふかふかになったボーダーガーデンにはまだ何も無い。
ここに来年はどのような花が咲き、実がなるのだろう。ちゃんと計画どおりにいくかな?
そして、きっとまた「fujiさん!!私たちの場所だったのよ!!、まったくもう~!!」
って、怒りの声を上げながら野草達も顔を出してくることだろう。
そうなることを願っている訳ではないが(笑)そうなって出てきたら、嬉しいような気もする。
コニシキたちは、別の意味で「大切な存在」だったのかもしれない・・・・・。

~To be continue ~

POTAGER(ポタジェ)のお話7 ケナフについて

  

今回は、ポタジェの住民の事ではなくて、その周りのお話です。
KENAF (ケナフ)ケナフをご存じですか?
まず、ケナフについての簡単な説明をしますと・・・・・
分類学上は、草本性の双子葉植物。アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属の1年草。
オクラのような、ちょうどこのページの背景のような色の花が咲きます。
巷でどうしてケナフが話題になっているかは、もうすでに、ご存じだとは思いますが、
成長時に多量の二酸化炭素を吸収し固定化する為、環境保全植物として注目を
集めています。また、ケナフの茎は紙の原料となり、森林伐採を防ぐ木材パルプの
代替えとしても、期待されています。

・・・・・とまぁこんな理由で、今春から私もケナフを栽培し始めました。
本当は、種から育てたかったのです。ところが、きちんとした情報も得ず、
見切り発車の形で偶然見つけた園芸センターで苗を購入して、即植え付けたのです。
3mにも5mにもなると聞いていたのに、一番高いケナフで2mほど、
当初の計画通りには全く行かず、青空の入道雲の下、クリーム色のケナフの花が
見られるとばかり考えていた私は、9月、秋風が吹くようになっても、蕾が全然
見られないので、内心かなり焦っていました。よく見るとアリもたくさんいるし・・・
途中アブラムシも少々発生。ところが、枝分かれだけはどんどんして、たった2本を
植え付けたのに今ではパッと見ると、15本ほども植え付けたように見えて、ご近所では
生い茂ったケナフを不思議そうに見ながら通り過ぎる方や、
「何ですか、これは?」と声を掛ける方もちらほら・・・。


どうして育てたら良かったのか?
土は?肥料は?整枝は?簡単にどこでも育つって、聞いていたのに・・・肝心の花が種が!
生い茂って、茎径はなんと5cm以上にもなったのに開花の気配なし!!
花が咲いたら種を採取し、来年はポタジェの周りをケナフガーデンに!!という思いと
少しは地球温暖化をストップする為、微力ながらのお手伝いができるかもしれない!
という願いは、どんどん小さくなりつつありました。


少し開花の夢もあきらめかけた10月初旬、最近じっくり見なかったケナフを
夕方、夕焼けを楽しみながらぼんやり見てみると・・・・・・
茎には小さな、小さな蕾の姿が!!?
翌朝、よく見ると全ての枝分かれした茎全てに蕾がビッシリ・・・


「ケナフの事をもっとよく知ろう!!」
本当に真剣に育ててみよう。その日は、そう考え直した日でもありました。


紙にすることが出来る。
繊維はジュートの代わりになる。
種子は20%ほどの油が含まれ、食用や灯火油、石鹸も作れる。
若い葉は食べれる。
あるところでは、ケナフのおがくずをキノコ類の菌床培地にしているとか。
個人で栽培しているのだから、企業のような大がかりなことは出来ませんが、
栽培しながら、今後はどうしたらよいのか・・反省にしていこうと思います。


もし、ケナフに関していろいろ知っていることがありましたら、
是非教えて下さい。私のケナフ・・もうすぐ花が咲きそうです。


余談ですが・・・ケナフの葉の天ぷらとスイートバジルの花穂の天ぷらは
とっても美味しいです。あ!それとセージの葉の天ぷらも!!(^^)


後日、とっても美しい花が咲きました♪


~To be continue ~

POTAGER(ポタジェ)のお話6

(このポタジェは2000年から旧ホームページで綴っていたものを、こちらに転載しています。)

runner・・・ 走者のこと!・・・ではなくて、ほふく茎のことです。
ワイルドストロベリーにランナーがなかなか出ない!と思っていましたが
よく見るとちょこちょこ出ていて、それを新しくストロベリーポットに
植え付けてみたところ、無事すくすく育っています。
と、ここまではバンザイなのですが、問題は地下茎・・・・・
土の中に茎を伸ばして、いろいろな所から芽を出す強者がいます。
そのボス格が、ミントです。
蜂や蝶がやってきて、密源になったミントにワイワイ喜んでいる間に
このミントは、私に隠れてこっそりと地下茎を伸ばしていたのです。
本当の事を話すと、実はミントを定植する時に栽培の本に、
「根張りが旺盛で、他の植物を消してしまうほどなので、畑や庭に
植えるときは鉢ごとか、仕切りをしたほうがよいでしょう。」
と、書いてあったにも関わらず、
「ふーん。でも、そんなに広がらないでしょう。」
などと、高をくくっていたのです。
ところが、今ではポタジェのミントスペースからはみ出して、
お隣のセージ、レモンバームの所にも進出・・・・・挙げ句には
ポタジェの外にも、まるで雑草のように居住区域を広げてしまいました。
親となるミントはドライにするため、地上1cmくらいを残して、
全て刈り取ったのに、それから2週間くらいですでに草丈10cmほどに
伸びてしまいます。ポタジェの周りで同じように這っているヒルガオと、
縄張り争いをしている始末。。

あぁ~、コニシキが密かにクスクス笑っているように感じます。
「フジさん、私の事を邪魔者扱いしていたけど、自分で植えたミントや
可愛いと喜んで野放ししていたヒルガオや露草には、苦情を言わないの?」
トホホ・・・コニシキのおっしゃるとおりで・・・・・。
「でもね。ミントは全草ドライにしてティーに出来るのよ~。」

「ヒルガオや露草は食べたことないけれど、この花の色を生かした料理も
出来るのだとか。何か役に立っているでしょう。それに花を見たときに
ホッと出来るような不思議な魅力があるでしょう。これもこの野草達の
生きていく知恵の一つかも知れない。」
とか自分に言い聞かせてみたのですが、コニシキはすかさず、こう言いました。
「フジさん、可愛いのが知恵なら、私たちは抜き取られる度に知恵を つけてきたのよ~。
私たちをよ~く見て!!」
????・・・・・よく見ると葉という葉の脇から花が咲いていてさく果も
た~くさん見られます。その数は恐ろしいほど!!
夜、来年のポタジェを夢見て購入した種の袋をルンルンしながら
見ていました。
「来年はマロウもラベンダーも、もう一度挑戦しなくちゃ。
あぁフェンネルもある。あらぁ、結構種を集めたものだわ。あら??」
種の袋を一つ一つ見ていて、最後に出てきたのは・・・・・・・
スペアミントにペパーミント!!!!!!
まだまだ、増やすつもりぃ????
私のポタジェ。
美観も伴って完成するのは、果たしていつのことでしょう。
それまでは、お野菜とハーブと時には野草達と
楽しい(ケンカ?)会話をしながら暮らして行きたいと思います。

~To be continue ~