8/01/2011

POTAGER(ポタジェ)のお話22 キッチンガーデン

(ポタジェのお話は2000年から旧ホームページに書き綴ってきたものを、こちらに転載しています。)
22目は2003年の7月に記載したものです


<マーシュマロウ>
2003年7月。5月から咲いているマロウ(Malva sylvestris subsp. mauritiana)に続いて、昨年種を播いたマーシュマロウ(Athaea officinalis)も開花。ビロードのような葉を持ち、花は薄く優しい色です。このマーシュマロウって、昔はこの植物の根を粉にして、あのお菓子のマシュマロを作ったとか?それはともかく、このハーブは全草を使えるのだとか。花は咳止めのシロップやティーになり、葉もドライにして気管支炎に。。。根はうがい薬などいろいろに使われるそうです。でも多年草なので、根はこのまま残して花・葉を収穫して、数年間は楽しみたいですね。)マシュマロのお菓子もいつか、作れると良いですね。そういえば、ほのかに甘い香りが。。。(笑)種・花・葉・茎が料理に使えるのですって!ワクワク。


 

<ズッキーニ>
今年初めて、ズッキーニの種を植えました。キッチンガーデン1(・・と名付けている場所で真ん中の写真)は狭いスペースに、ミニトマト、レタスバジル、ツルムラサキ、ゴーヤなどを植えています。ゴーヤの下の有効利用?ということでズッキーニの種を播いてみたのですが・・・。ズッキーニのほうが大きくなってきて窮屈そう。。。それで芽が出た数の半分はキッチンガーデン2(と勝手に名付けている区画)へ移動しました。右の写真は、ズッキーニの雄花です。左の写真が雌花。雌花の下のほうには既にズッキーニらしきものがふくらんでいます。花が咲いて4日目くらいから収穫が出来る?って本に書いてありますが???です。私のはスーパーで売っているズッキーニより小さいのです。まだまだポタジェとして成り立つ方法を考えなくてはなりませんね。

さてさて、今年初めてポタジェに来た昆虫達です。

<ナミアゲハの幼虫>
やっぱりね!って感じです(^^;)毎年セリ科植物を食草にしているキアゲハがあまりにも可愛いので、昨年から密かに今度はナミアゲハをよぼう~・・・などと考えていました。
ナミアゲハの幼虫の食草はミカン科。手軽に栽培できるもので・・・と思い、ルー(ヘンルーダ)を鉢にて栽培。これはミカン科の名前どおりのような柑橘系の香りは全くせず、すごいニオイ!猫を寄せ付けないとか、ハエを寄せ付けないとか言われていますが、私の目的はやはりナミアゲハを呼び寄せること(笑)そうしたら、案の定、来ましたよ!ナミアゲハが!これはナミアゲハの最終齢虫でしょう。蛹になって無事、成虫になってくれるかな?

<アカスジカメムシ>
赤と黒のストライプがくっきりのこのカメムシは今年初めてやってきました。フェンネルがお気に入りの様子で離れないので、しかななく一株をカメムシ観察用に提供。カメムシって葉や花びらを食べちゃう害虫だったので、昨年までは大嫌いだったのですけれど、このカメムシってなんとなく愛嬌があるのです。。。最初、名前がわからなくて(私の昆虫図鑑はもうボロボロ。。。お友達のマーサさんのところにもこのカメムシがいると知り、名前を調べて頂きました。アカスジカメムシ!名前を知って、あまりにもそのままなので、二人で大笑いしました。マーサさんのHPも昆虫の素晴らしい写真やハーブを使ったお料理がたくさん紹介されていますよ。必見です!)

<アオスジアゲハ>
アカスジのお次は、オアスジ!(笑)正式な名前はわかりませんが、庭にいました。ちょっと羽根を痛めている様子で、手を差し出すと嫌がらずに留まりました。オドロキ!数枚写真を撮らせてくれた後、飛んでいきました(^^)
菜園を造るといろいろな昆虫がやってきます。害虫もいれば、益虫もいます。自然の営みを目の当たりに見れる・・それを観察できることも菜園を造っていての楽しみなのです。

そして、今年の新しいポタジェスペースは・・・。
<キッチンガーデン3>
空きスペースをセッセと開拓して、煉瓦もどきのブロックを埋め込み、新しいキッチンガーデン3を作りました。かなり歪ですね(笑)ここは美味しいもの!を中心に植える予定です。ルッコラ、アルカネットは種を播き、頂き物のサツマイモの苗も植え付けました。そしてこれから何を植えましょう~。考えているこの時が幸せ!(囲いの外に植えてあるのは、セルフヒールという匍匐性のハーブです。「自らを癒す」という名のこのハーブをグランドカバープランツにしたくて。。。)

 
・キッチンガーデン1(左写真)
蔓性の植物とアーチ&支柱仕立ての野菜を育ててます。

・造りかけのキッチンガーデン2(右写真)
香草野菜類(レモングラス、フェンネル、ローズマリー、コモンタイム、スイートマジョラム、レモンユーカリなどなど)

そして前述のもりもり食べる野菜類を植えるキッチンガーデン3が出来ました。しかし、アンバランスなポタジェですね!(笑)これからは、このポタジェを繋ぐ、小径造りを計画中。。。夢は果てしなく、しかも手作りの道のりは長いですね。1歩、1歩と前進あるのみ。。。理想のポタジェが出来るのは、果たして何年後でしょう?

~To be continue ~

POTAGER(ポタジェ)のお話21 こぼれ種の話

(ポタジェのお話は2000年から旧ホームページに書き綴ってきたものを、こちらに転載しています。)
21話目は2003年の6月に記載したものです


6月に入ると、見事だった西洋セキチクも終わり、代わりにクローブピンク、松葉ボタン、紫陽花、花菖蒲などが咲き出しました。セントジョーンズワートは今年初めて蕾を持ちました。美しいニゲラの花も種をつけ始めました。膨らんだ茎を食べるフローレンスフェンネルも収穫適期になりました。収穫と言えば、毎朝と毎夕刻時には庭に出てマロウの収穫が欠かせない日課になっています。トマト・ゴーヤ・つるむらさき用に支柱も立てました。


仮支柱だったミニトマト・ゴーヤに、ご近所の畑を真似て本支柱を立ててみました。長さは180cmのものです。ミニトマトは花が咲いて、その後に可愛い果実が見えてきました。ゴーヤも花が咲き出しました。こんなに長い支柱を立てて実がならなかったらどうしよう。。。と内心はヒヤヒヤです。

収穫したマロウの乾燥です。これは2日分の収穫量です。ハーブの本には「マロウは朝収穫する」と書いてありますが、朝収穫しても、夕方までにまた次々と開花します。翌日の朝まで収穫を待っていたら、花が痛んでしまうので、私は朝と夕方の2回収穫しています。

ところで、このマロウなのですけれど、実は全て昨年のマロウのこぼれ種から出来たものを収穫したものです。本来、種をこぼれさせないような管理がいいのでしょうけれどね。こぼれ種から発芽したものがたくさんあります。。。
昨年の8月頃だったと思います。思い切って剪定したのです。ところがあまりにも大きくなり、木質化したかのようなマロウだったので、切り口から雨水が入り枯れてしまったのです。ガッカリしていたところ、剪定した枝をしばらく置いておいた場所にこぼれ種が落ちて、そこから100株以上のマロウが誕生してしまいました。20株ほどを残し、会社の方やご近所の方に貰っていただきました。それが今年の収穫したマロウです。毎日、1人では全部収穫しきれないほどの花が咲きます。(写真はその時の発芽の状態です。こういう状態があちらこちらから。。。)


<スイートブライヤー>(ロサ・エグランテリア)
昨冬、収穫しきれなかったローズヒップが完熟して地面に落ちました。(写真は5月頃のもので、これは多分ローズヒップの果実一粒分の発芽量です。このくらいの固まった発芽があちこち30果実分ほど・・。)今では10cmほどの大きさになっています。小さいのにちゃんとトゲがあるのですよ。「私は薔薇よ!」と主張しているみたい。

昨年、花が綺麗ね~などと、喜んでいたら・・・種がこぼれていまして、気が付いたらあちこちからミツバが・・・。若い葉を摘んで、お料理に大活躍しています。このパターンで増えたものに、ワイルドストロベリーや、スイートマジョラムがあります。


このガーデンレタスは種を播いたのでは無くて。。。レタスの花ってどんなのだろう?などと思って見ていたら、そのうち種がこぼれて発芽して大きくなったレタスです(汗)このレタスは昨年の親よりも、丈夫で大きいです(汗)

現在マロウをたくさん収穫しています。朝・夕のタイミングが合わずに収穫出来なかった花は、そのまま今年も種をつけさせようと思っています。実生が親よりも品質的に良くなるか、どうかはカケみたいなものですのでこの方法ってどうなのでしょう??安定した作物作りとしては、決してお手本にはならない方法かもしれませんね。(親株は弱りますし。。。)でも、「種をつける」って植物にとっては自然なことなのでは?と思えます。花を咲かせず、種をつけないほうが、植物は弱らないのでしょうけれど、多年草もその年の茎は枯れても、翌年にはその横から立派な株が芽吹きます。植物って(と、いうより生命って)どこかに、子孫を繁栄させたいという願望があるのではないかなあ。。。なんて思っているのです。2年草は種を播いた翌年、開花させ、自分の命と引換に種をつけて、寿命を全うしていますよね。それが本望だったとしたら、私はまんまとその植物達の策略に引っかかって、私自身、引っかかっていること自体を喜んでいるのかもしれません(笑)<BR>
それと、少しだけ「自分の為の庭」を「自然観察の庭」として、ありのままに観察出来る庭としてのゆとりも持っていたいと、思うのです。(・・・なんていって、本当はマロウの摘み取りが1人では追いつかない言い訳かも・笑)

~To be continue ~

POTAGER(ポタジェ)のお話20 実りの秋

(ポタジェのお話は2000年から旧ホームページに書き綴ってきたものを、こちらに転載しています。)
20話目は2002年の10月に記載したものです。


2002年10月。
「実りの秋」ということで、お庭の「実の物」を少しご紹介します。


<ローズヒップ>
名前のごとく「薔薇の実」です。これは今年鈴なりになった「Rosa eglanteria(スイートブライヤー)の実です。昨年はほんの少ししか収穫出来なかったのですが、今年はたくさん収穫出来そうです。収穫するのはもう少し待ってみようかと思っています。収穫したら、乾燥して念願の沢山のローズヒップティーを楽しめそうです。


<クランベリー>
このクランベリーは2年前から育てています。小さな苗を購入したのですが、実の数はまだ少ないです(20個ほど)。蔓薔薇のようには大きくはなってくれません。湿っぽいところを好むみたいなので、来年はもう少し別の場所に移動しようかと思っています。生食は出来ないので、といってもジャムにするほどもたくさん実が収穫できないので、昨年はシロップ漬けにしました。シロップ漬けにするととっても香りが良いんですよ。今年もシロップ漬けにして楽しもうと思っています。

<イヌマキの実>
樹形がなかなか趣のある羅漢樹(本当はイヌマキというらしいのですが、植木屋さんは何故か「羅漢」と教えてくれました・笑)の実です。この木の実は、お団子のように縦に2個ずつ実がつきます。赤黒く熟す付け根のほうは、酸味も少なく甘くて美味しいです。先端部分の緑色のほうは毒があるとか・・・。間違って食べないようにしようっと。

 
<椿の実>
これは食べれません~!!でも、この椿の実って栗の実のように弾けて、中からやはり小さな栗の実のようなものが顔を覗かせます。右の写真はその実が弾けて、地面に落ちたものです。


<ピラカンサの実>
これも食べれません(^^;)でも、この実の綺麗なこと!鳥が喜んでついばみそうですね。赤や黄色のピラカンサの実が鈴なりになっている様に憧れて数年前に植えたのです。今年やっと沢山の実が付くようになりました。


<白ナンテン>
お庭の角には、赤い実のナンテンと白い実のナンテンががあります。こちらは白い実のほうのナンテンです。日本の風習?なのかしら?魔除けの意味もあるのでしょうか?母が植えてくれたものです。


<ピーマン>
夏からたくさん収穫出来ているピーマン。まだ、まだ収穫できます。今年は大豊作です。


<茄子>
茄子も今年は大豊作でした。夏の終わりに切り戻したところ、秋になってもたくさん収穫できています。


<ホトトギス>
実のものではありませんが、あまりに綺麗に咲いていたのでご紹介します。
毎年秋になると、ホトトギスが咲きます。あまり手入れをしてはいないのですが、それでも時期がくるとたくさんの花を咲かせてくれます。華やかではありませんが、風情があり大好きな花です。この花とツワブキが咲きだすと、「あぁ、私の庭も秋だなぁ」と思うのです。

~To be continue ~

7/18/2011

POTAGER(ポタジェ)のお話19 初夏の実り

(ポタジェのお話は2000年から旧ホームページに書き綴ってきたものを、こちらに転載しています。)
19話目は2002年の初夏に記載したものです。

ジャガイモの収穫&その後の準備


6月中旬、ジャガイモ(品種は、さやか )を収穫しました。
お友達のまっさんに教えて頂いた「葉の頂上部が枯れて来た頃が収穫の適期」を参考に、私の場合、6月15に収穫しました。そ~っと、ジャガイモを傷つけないように掘って行きました。ちょっと小ぶりなジャガイモですが、それでも写真の一番下に見えるイモは私の握りこぶしくらいになっていました。
大きいもの、小さいもの。。。。いろいろですが、一株から約4つ~5つくらいのジャガイモが収穫出来ました。嬉しい~。葉物の収穫と違って、ジャガイモは収穫する日まで収穫物が目に見えなくて、もしジャガイモが膨らんでいなかったらどうしよう。。。ってかなりドキドキしながらの収穫でした。プロのジャガイモ栽培の方、これを読まれたら笑っていらっしゃるかも。。でも、ジャガイモ初心者の私は大満足。。。ちょっと自信がついて、「よし!次に作るときは、もっと大きなイモになるように頑張ろう~」なんて、思っているのでした。「さやか」の花は真っ白でしたが、イモ自体も名前の雰囲気のとおり「色白のお嬢さん」を連想させるようなイモです。形はツルンと丸くて、あまりゴツゴツとはしていないので、料理に使いやすそうなジャガイモです。

さて、どのような料理に使おうかしら?

6月のその他の植物の様子も記します。


6月上旬。トマトは小さな実を付け始めました。他にキュウリ、ナス、ピーマンなどなど、同じように収穫の準備に入っています。


6月中旬。花が散ったスイートブライヤーです。ちょっと見にくいですが、萼の下からは膨らみかけたローズヒップがビッシリと枝についています。赤く熟すのは秋が深まった頃になります。今年はたくさんのローズヒップが収穫できそうです。

マロウをたくさん収穫して乾燥しました。このマロウは「モーリタニア」と言います。マロウのハーブティーは喉の炎症や咳に効果があるということで、今年気管支炎を長く患ってしまった私は、たくさんのドライマロウを作りたくて毎朝マロウの収穫をしました。でも、追いつかないくらいたくさん花をつけたので、嬉しい悲鳴をあげています。

さてさて、ところでジャガイモを収穫した後の土地ですが、この後どうしようか・・考えました。ジャガイモはナス科植物なので、連作は避けたいんです。大きな畑なら、この場所を来年は休ませて上げたいのですけれども、なにしろ小さな菜園兼花壇のポタジェです。土地を有効活用していきたいですし、でも土地を休ませてもあげたいですし・・。
とりあえず今考えていることは、お友達のまっさんに相談したように、ジャガイモ跡地の一部にブロッコリーを植えるということです。ブロッコリーは夏でも種を蒔けるということなので、楽しみにしています。それと、土壌の改良もしたいですし・・。ブロッコリーを植えても空きスペースがあれば、今育苗しているものを植えてみたいと思います。とにかくそれまでに、石灰を混ぜ込んで中和させたら、しばらく土地を寝かせることにしました。

5月くらいから種をポリポットに播いておいたものです。ルバーブ、スイートバジル、エキナセアの芽が出てきました。これをもう少し経ってからジャガイモのあった土地に定植しようと思っています。それ以外の案として、マリーゴールドを植える・・というものもあります。アフリカンマリーゴルド(万寿菊)という背の高いマリーゴールドなのですが、この植物は他のマリーゴールドよりコンパニオンプランツとして、土中のセンチュウ退治に効果を発揮するようです。

毎年思うのですが、このように収穫の後、その土地をどのように計画を立てたら上手くいくのか・・いつも迷ってしまいます。一年草、二年草、多年草や宿根草・・それに、日当たり具合や、乾燥具合など・・気のあうものどおしや、混植を避けたほうが良いものなど・・・。考えながら植え付けるのって、本当に大変だなぁ・・と思います。ポタジェを作ってから3年目になりますが、まだまだ思うとおりにはなりませんね。

~To be continue ~

POTAGER(ポタジェ)のお話18 3年目の春、4月のポタジェ

(ポタジェのお話は2000年から旧ホームページに書き綴ってきたものを、こちらに転載しています。)
18話目は2002年の春に記載したものです。

<混ぜて混ぜて混植の庭>
2002年4月のポタジェです。
チューリップやムスカリが開花し、他たくさんいろんな芽が見え始めました。



<左>前面のほうは寄せ植えの草花です。後方に見えるのは、苗を購入してから3年経ったハボタンです。今年も開花しました。この場所は、この後ペパーミントとローマンカモミールが大きくなってくる場所でもあります。ベルガモット、わすれな草、ムスクマロー、スイトピー、ゴールデンレモンタイムなども伸びてきています。ピーマンの苗も植えてあります。夏が終わって、ミントの勢いが衰える頃、セージ類が開花する場所でもあります。奥のほうには、薔薇、ローズマリー、ギョウジャニンニク、矢車菊などがあります。

<中央左>ポタジェの中央の様子です。フォーカルポイントにと支柱を自分で作ってみました。斑入りのナスタチウムやビオラなどを植栽しました。奥のほうには、ノースポールが見えます。ここは他にはクラリーセージ、オレガノ、レモンバーム、ヒソップなどがあります。そのまた奥にはアーティチョークやジャガイモ、ワイルドストロベリー。レモンバジル、少し日陰を作った場所では、ミツバ、クレソン、セリなどがあります。


<中央右>ポタジェの中央付近の前面の様子です。白いムスカリや、ヒヤシンス、ネモフィラ、ラベンダー、こぼれ種から発芽のジャーマンカモミールなどがある場所です。

<右>ボーダー菜園の様子です。チューリップが咲き始めました。ローマンカモミール、セージ達の芽が伸び始めている場所です。鉢上げして越冬したレモングラスも植え付けました。バラや、チャイブ、コモンマロー、カレープランツ、ルバーブ、スイートバジル、ウォールジャーマンダー、フェンネル、ロケット、ボリジ、ソレルなども芽が出てきました。

<左>ポタジェの入り口横の垣根部分です。芝桜が開花。チューリップも順番に開花。紫のムスカリはそろそろ終わりです。ラムズイヤーもぐんぐん伸びてきました。
<中央>昨年、種を蒔いて育てた二十日大根。収穫しなかったら花が咲きました。二十日大根の花って白い花なんですね。やはりアブラナ科の花の形ですね。
<右>ローズマリーも開花しました。ローズマリーは、白花、青花、斑入りといろいろありますが、この白い花はトスカナブルーという品種です。


<左>ラグラスの穂が出てきました。フワフワして気持ちいいですよ。
<中央>レモンバームも新しい葉が出てきました。
<右>ウォールジャーマンダーです。これも多年草です。越冬して根元から新芽が出てきました。

<左>ゴールデンレモンタイムです。冬は色が冴えませんが、新葉は綺麗な金色です。レモンの香りがします。
<中央>こちらはシルバータイムです。新葉は白っぽい斑入りです。
<右>これはペパーミントの新葉です。ローマンカモミールがある場所に芽を出しました。ミントはカモミールのアブラムシを防ぐので、混植すると良いと聞いていたので一石二鳥でした。


<左>ジャガイモの芽です。品種は「さやか」といいます。全部で8個ほど種芋を植えました。これから楽しみです。
<中央>ボリジです。こぼれ種であちこちから芽が出てきました。
<右>これもボリジです。実はこのボリジは、中央のボリジの親株です。真ん中には蕾があります。ボリジって、園芸書では一年草って書いてありますよね。でも、このボリジは昨年たくさん花を咲かせ、枝分かれもたくさんしました。これは、かなり後から枝分かれして伸びた為、冬になってしまい、花を咲かせず、越冬しました。それが春になって蕾を持ったものです。一年草で、こぼれ種まで落としたのに、その親は枯れずにそのまま、また蕾をつけるなんて・・ビックリしました。

ポタジェを作り始めてから3年経ちました。でも、未だ試行錯誤の混植の庭です。
~To be continue ~