5/04/2011

Rosehip's Jam and Puree with Rosa rugosa




今年もハマナスがたくさんの実(ローズヒップ)を付けてくれました。
我が家のハマナスは一重のピンク、八重のピンク、一重の白・・の3種類があり、それぞれに大きなものでは直径4cm以上の実が成ります。
新鮮なハマナスの実って、かじると棗(ナツメ)に似ているんですよ。そのまま生食してもいいのですけれど、今年はこのハマナスの実だけを使ってピューレとジャムを作りました。フレッシュなハマナスで作るジャムは本当にフルーティ♪ 育てていて良かった~と思える逸品が出来たと思います♪ 



<ハマナのャムとピューレの作り方>
・収穫したハマナス
私の庭では8月に入ると、ハマナスのローズヒップが赤く色づいてきます。ヒップの大きさは直径4cmを超えるものもあるほど巨大です。大きいので、ロサ・カニナ(ドッグローズやロサ・エグランテリア(スイートブライヤー)に比べると収穫作業は楽ですが、トゲが多いので注意しながら収穫します。
・ガクと毛と種を取ります。
水で洗ったハマナスのヒップからガクと花柄を取ってから、実を半分に割って、毛と種を取り除きます。果実が大きいのでこの作業も小さなヒップの薔薇よりは楽・・・なのですが、数が多いと結構時間がかかります。この状態で生食が出来ます。味はほのかに甘酸っぱく、棗(ナツメ)のような水分の少ない甘みを抑えたリンゴのような味です。








・煮ます
鍋に下処理済みのハマナスのヒップ500gと、同量の水500gを入れ、焦がさないように、アクを取りながら、(15分~20分ほど)柔らかくなるまで煮ます。
・裏ごしします
汁気が無くなってきたら火を止めて、ヒップを裏ごしします。
・裏ごし完了
裏ごしが完了すると、約500gほどのペースト状のハマナスが出来ます。
・再度ペーストを煮ます。
裏ごしの終わったハマナスを、再び鍋に戻し焦げないように木ベラでかき混ぜながら煮ます。10分ほど煮てペーストが熱々になったら、熱湯消毒済みの瓶に入れて蓋をして脱気します。
このまま冷めるまで待てば、ハマナスピューレの出来上がりです。
・ハマナスジャムを作ります。
上記で、裏ごしの終わったハマナスを再度鍋に戻す時にペーストの半量の砂糖を加えて、焦がさないように煮るとハマナスのジャムになります。(500gのペーストなら250g)私は上記のペーストを半分はそのまま煮てピューレに、残り半分に三温糖を加えジャムにしました。砂糖を加えると、ペーストがトロトロと柔らかくなります。10分ほど木ベラで煮てレモンの絞り汁を加えます。(500gの場合で大匙1杯ほど・・・。)ピューレと同様にジャムが熱い間に瓶に詰めて脱気します。
・完成したジャムとピューレ
出来上がったハマナスのヒップのジャム(左)と、ピューレ(右)
以前書いたローズヒップジャムと同様、長期保存をする場合は真空処理をします。(詳しい方法はローズヒップジャムを参照して下さい。)
三温糖を加えたおかげか、ジャムのほうがより赤く仕上がりました。甘さ控えめなので、トースト、ヨーグルトは勿論、このまま食べても美味しいです。ペーストは砂糖は加えていないのですが、ほのかに甘みがあります。ドレッシングに加えたり、牛乳とヨーグルト・蜂蜜などに溶かしてハマナスのラッシーなどなど色々使えます。

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