(ポタジェのお話は2000年から旧ホームページに書き綴ってきたものを、こちらに転載しています。)
25話目は2004年の5月に記載したものです今回の画像閲覧は、ちょっと覚悟がいるかもしれません。
ポタジェ(野菜、草花、薔薇などを混植した、整形式の見た目にも美しい菜園)を<BR>
有機栽培、自然農法で作り続けたい・・・と願っているその裏方のお話です。
<ミミズが作ってくれたコンポスト>
これは、生ゴミ堆肥の底辺に出来たコンポストを、荒めのふるいにかけで出来たものです。
ミミズコンポスト・・・。最初の頃は、実は作ろうと思って作った訳ではなかったのです^^; とにかくかさばる重~い生ゴミを何が何でもゴミにしたくなくて、朝晩出る生ゴミ(たまねぎ・にんじん・ジャガイモ・りんご・柑橘類などの皮、白菜・キャベツなどの外葉など・・)を刻んで生ゴミ堆肥場にポイポイと入れたり、あとは落ち葉や、糠などを混ぜて、生ゴミ堆肥を作っていたのでした。(堆肥場といっても、穴を少し掘って、ブロックで囲った場所に、生ゴミを入れ、ベニヤ板などで蓋をしただけの簡単なものですけれどね。)そうしているうち、そこに1年くらい前からミミズが大量発生したのです^^;ミミズが増えてから、生ゴミの分解することの早いこと!!ミミズが繁殖したことにより、アッという間に生ゴミがどんどん堆肥になっていきます。
ミミズの作ってくれた堆肥はすごく保水性と通気性に優れているといわれますが・・・本当にフカフカしたものになっていました。これを、発砲スチロールの容器に入れて、草木灰を混ぜ、何回か日光浴(堆肥の中の虫や、雑菌を日光殺菌で軽減?・・しているのかな?)をさせながら撹拌。。。を繰り返して、サラサラのこの堆肥が出来ました。
<堆肥場のミミズ>
堆肥場にいるミミズです。大きさは大小さまざま・・。本当に小さいものでは、糸のように白くて細いものもいます。その数は多分数万匹!!生ゴミを好むミミズは、畑でよく見かけるミミズとはまた違う種類のミミズだとか・・・。はっきりと確実な種類はわからないのですが、生ゴミに自然に勝手に群がってきたのですから、多分野菜クズなどに集まるといわれる、シマミミズと赤っぽいミミズのようです。
<ミミズの子供>その中から一匹を拡大。
このミミズは体長が約1.5cmほどです。よく見ますとハッキリと横シマが見えますよね。
このミミズは体長が約1.5cmほどです。よく見ますとハッキリと横シマが見えますよね。
<ミミズの卵とフレンチソレル>
堆肥場から出てきたミミズの卵。これは孵化が終わった後の卵の殻(?)だと思います。ミミズがコンポストを作るまで、実はミミズが卵を産むことも知らなかったのですよ^^ 1個は直径5mmくらいで半透明なカーキ色をしています。ここから何匹の赤ちゃんミミズがでて来たのでしょうね?まだまだ観察しなくては・・・。
生ゴミ堆肥って、臭くない?といわれますが、ところがほとんどニオイが無いのです。適度な酸素があること、ミミズがすごい速さで生ゴミを分解してくれること・・などにより臭いがないのかも・・。
ミミズコンポストについては、まだまだ学ばないといけないことばかりなのです。酸素は通したいけれど、ミミズ以外の虫は寄せ付けたくない。。。そのためにはどうしたらいいのか?これからも悪戦苦闘すると思いますが、この堆肥作りをしていきたいと思います。
庭に堆肥場が作れない場合、よく見かけるレルン社のキャノワーム(オーストラリア製)などを利用しても良いでしょうし、もちろん手作りのミミズBOXなどで、オリジナルのアイデアで作るのも楽しいと思います。私も最初がミミズコンポストを作ろうと、取り組んだ訳ではないので、まだまだこれから改善しなくてはいけないことが多々あります。
ミミズコンポスト・・・はまりだしたら、抜け出せないくらい、結構楽しいですよ。
そして何よりも、この生ゴミ堆肥+ミミズのお陰で、生ゴミのほとんどが「ゴミ」では無くなって、ミミズのエサなり、ゴミ袋が軽くなったことが一番の嬉しいことです。
このフレンチソレルは今年からはミミズ君が作ってくれた堆肥で育てています。茎の赤が鮮やかなので、すごく美しいです。
~To be continue ~
~To be continue ~
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