5/22/2011

POTAGER(ポタジェ)のお話4

No.4 ハーブ・大地からの贈り物 
写真左から、インゲン豆の花・スイートバジル・ナスタチウム
 [ハーブの図鑑」を開くと、そこにはハコベも載っていた。
なんと、オオバコも!タンポポもスベリヒユもクローバーも紹介されている。
そうなんだ。ハーブって何も特別なものではない。
もともとの植物は全て大地からの贈り物。
それが、野菜や、草花や、ハーブ、野草って分類しているのであって、
タマネギもニンニクも紫蘇もミツバもハーブ。
利用は、いろいろ。香り、食用、薬用、美容、そして・・・・・healing(癒しの効果)
私は今まで植物に、なんてたくさんの恩恵を受けてきたのだろう。

ハコベの利用法を読んでみた。
「春の七草のひとつ。サラダや和え物に・・塩と共に歯磨き粉として利用」
・・・・・
塩と共に歯磨き粉に????面白い。
庭に生えていたハコベを1株、鉢植えにしてみた。
タンパク質、カルシウム、鉄分、ミネラル等たっぷりの、この可愛い野原からの
贈り物を、少しずつ分けていただくことにした。

ポタジェを作るに当たってもうひとつ、この野草達が、教えてくれたことがある。

それは、「土づくり」。
なるべく自然のままに!と言ったって、ポタジェにはインゲン豆やトウモロコシも
植えるのだから、この枕木で囲った菜園の土づくりはとても大事なこと。
美味しい、健康なハーブをたっぷり頂きたい。
水はけがよく、適度の保水性があり、土壌のph(酸度)が作物に丁度良いこと。
ポタジェの中の土壌を良い状態にするための酸度の目安として、この土地の
野草を見ると大体の土地の状態がわかる。
ここには、ハコベもオオバコもスギナも生えている。
実はこれらの野草が元気な土地は、酸性に傾いている証拠。
インゲン豆やネギなどは酸性に弱い植物なので、今のままでは上手く育たない。
早速、元気な土づくりを!ということで、土地を耕し、石灰で土地を
中和させることから始まった。
薔薇の好む場所。ハーブの好む場所。インゲンやトウモロコシが好む場所。
それをまた、水を多く好む物、乾燥気味を好む物・・・と、いう具合に場所を決めた。
土づくりから約2週間後、ちょっと種蒔きには時期が遅くなったが、
インゲン豆とトウモロコシとヒマワリとバジルと、もう一度チャイブの種を植えた。
楽しみ、楽しみ~。早く芽が出てちょうだいね~。
その間に苗にまで育っている、ジャーマンカモミールとペパーミント、チャイブ、
レモンバーム、ラベンダーピナータを植えた。苗を購入したハーブ類も所定地に植えた。
薔薇は、名前が不明のピンクの薔薇、プリンセスオブウェールズ、ブルームーン、
カクテール、あとミニ薔薇数種類。秋にはこれにローズヒップティの原料になる
スイートブライヤー(野バラ)も加わる予定。楽しみ~。
しかし、この裏庭・・・・・。西日がギンギンに射して、とても夏は暑い庭なのだ!!

~To be continue ~

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